🇯🇵

駒原 雄祐 / Director

image

駒原 雄祐

イノベーション&エンジニアリング統括本部 Director of Engineering

2010年サイバーエージェントに入社。課金プラットフォーム、コミュニティサービスの開発・運用を経て、2012年から自社メディアをマネタイズするための広告領域に従事。2015年から内製の広告配信プラットフォームの立ち上げ及び同プロダクトの開発責任者として、バックエンドの開発・運用と、開発チームのリードを担当。その後、2020年にAmazon Web Services Japanに入社し、ソリューションアーキテクトとしてインターネット関連企業の顧客を中心に、クラウド活用の推進を支援。2024年2月にMicoへ参画。Director of Engineering として、技術戦略、プロダクト品質改善、開発組織運営等に従事している。

AWSからの転職で、Micoを選んだ理由と決め手は何ですか?

AWSでは、お客様のビジネスに直接向き合える仕事に大きなやりがいを感じていました。一方で、プロダクト開発の主役はサービスチームで、自分が作り手として関わる立場ではありませんでした。時間が経つほどに「もう一度、プロダクトづくりに戻りたい」という思いが強くなっていたんです。

そんなときに、サイバーエージェント時代に広告配信プラットフォームを一緒に立ち上げた元上司の小越から、Micoの開発の話を聞きました。それがきっかけです。

決め手は3つあります。会社も市場も急拡大しているフェーズであること。経営陣が前向きでエネルギッシュなのに、数字にはシビアで地に足のついた経営をしていること。そして、グローバル化した後の組織ではなく、グローバル化していく「過程」を経験できることです。

大手と比べて感じる違いはどんなところにありますか?

AWSのような大きな組織は、影響範囲が大きい分、意思決定に多くの関係者との調整と時間が必要です。それは規模に見合った仕組みだと思います。Micoは、経営層との距離が近く、現場の課題や提案が経営の判断に届きやすいと感じています。議論を重ねたうえで、方針が決まってから動き出すまでも速いです。

裁量が大きいのも違いです。技術戦略に加えて、チームの体制づくりや採用なども、役割の枠にとらわれず任せてもらえる環境です。ただし、決まっていないことや整っていないことも多いので、周囲の人たちと話しながら一緒に形にしていく姿勢が大切だと感じています。

現在どんなことに取り組んでいますか?

現在はDirector of Engineeringとして、複数のプロダクトを支える基盤(Foundation)領域を中心に、技術戦略とエンジニアリング組織づくりを担当しています。各プロダクトのチームや経営陣と連携しながら進めています。

チームで取り組んでいるテーマは3つあります。

  1. プロダクト横断の基盤づくり:認証・認可、チャネルをまたいだ配信基盤、イベント連携など、複数のプロダクトで共通して使う仕組みを、各チームと議論しながら設計し、方針をそろえていくこと。
  2. 品質とセキュリティの底上げ:セキュリティ強化を全社横断の取り組みとして、関係するチームと分担して進めていること。
  3. 開発体制づくり:日本語と英語が混在するチームでも、「何のために、誰のために」を共有しながら良いプロダクトをつくれる体制づくり。

AIを使った開発で変わったと思うことはありますか?

Micoには、AIを前提にした開発を後押しする環境があります。Claude Codeなどのツールが日常的に使われていて、コードを書くだけでなく、設計の壁打ち、ドキュメントの下書き、会議内容の要約と共有、資料作成まで、幅広い場面で活用されています。私自身も、日々の仕事の多くでAIを使っています。

個人の工夫に任せるだけでなく、組織として使いやすくする取り組みも進んでいます。レビュー用のエージェントや定型作業のコマンドをまとめた社内向けプラグインが用意されていて、エンジニアが同じ環境ですぐ使えます。社内には、こうしたAI活用を推進するタスクフォースもあります。

AIの活用が進んだことで、開発の現場にも変化が出ています。AIエージェントが作成するPRが大きく増え、開発のスピードやアウトプットの量は確実に変わりました。一方で、人が書くPRのスピードには大きな変化はなく、増えたアウトプットをどうレビューし、どう検証するかという「人が判断する部分」の設計が、これまで以上に大切になっています。Micoは、そうした新しい課題にも向き合いながら、AI時代の開発のあり方を探っている組織です。

Micoに興味がある方へのメッセージ

Micoは「これからグローバルな会社になっていく」過程にある会社です。やるべきことは山積みで、整っていないことも正直たくさんあります。その分、手を挙げた人を周囲が後押しして、一緒に挑戦できる環境です。AIの登場でソフトウェアのつくり方そのものが変わっている今、その変化にみんなで向き合えるのは、とても面白いことだと思います。

変化を楽しめる人、そして仕事を通じて人や社会に影響を与えたい人に、ぜひ来てほしいです。