🇮🇱

Nadav Avidan / PdM

image

Nadav Avidan

Product統括本部 Product Management部

2007年からAOL、Yahoo、MyHeritageなどでフルスタックエンジニアとして、Webアプリケーション開発やクラウド基盤の構築を経験。2017年にアナリティクス領域のテック企業でプロダクトマネージャーに転じ、オンプレミス型からSaaSへの転換や、新規プロダクトのMVPからローンチまでを牽引。2022年からはイスラエルのスタートアップでProduct leadとして3つの開発チームを率い、PMチームの採用・育成も担う。2024年に福岡でスタートアップを共同創業し、CPOとしてB2Bプロダクトを構想から有償顧客の獲得まで推進。2025年にMicoに入社。

Micoを選んだ理由と決め手は何ですか?

私にとって、仕事を選ぶ際の決め手は常に次の3つです。優先順位の高い順に「人・カルチャー」「プロダクト」、そして「期待役割」です。Micoはこの3点すべてにおいて突出していました。

面接の段階から、すでにそのカルチャーを肌で感じていました。単に職務経歴書を見るだけでなく、私という「人」そのものに強い関心を持ってくれたのです。入社後もその印象は変わりませんでした。メンバーは気さくで新しいアイデアにオープンであり、何かに困ったときはすぐに手を差し伸べてくれます。

これまで初期フェーズのスタートアップでも働いてきて、そのインパクトの大きさや熱狂的なカルチャーは大好きでしたが、時に不安定で、目まぐるしいスピードに圧倒されることもありました。その点、Micoはまさに「スイートスポット」にあります。スタートアップ特有の熱量やオーナーシップを持ちながら、すでに確かな顧客基盤と事業規模を備えた企業としての安定感も兼ね備えているからです。

これまでのキャリアと比べて、Micoの違いはどんなところですか?

私はこれまで、SparkBeyondやSwimmといったアーリーステージのスタートアップから、AOLやYahooのようなメガテック企業まで経験してきました。Micoは、その両者の「いいとこ取り」ができる環境です。

大企業ではスケールや組織構造を学びましたが、意思決定はどこか遠くで行われているような感覚がありました。一方、Micoでは大手エンタープライズ企業を顧客に持ちながらも、アイデアが生まれてから顧客に届くまでの距離が非常に近いのが特徴です。課題に対して本気で向き合う姿勢を示せば、周囲は信頼してその推進を任せてくれます。

これまでの多様な経験は、Micoでどのように活かされていますか?

私のキャリアは大きく3つのフェーズに分かれており、そのすべてがMicoでの日々の業務に活きています。

  • ソフトウェアエンジニアとして、プロダクトが実際にどのように作られるかを学びました。そのため、エンジニアと同じ目線・言語で対話し、技術的なトレードオフを理解した上で、的確な問いを投げかけることができます。
  • プロダクトマネージャー(PM)として、「機能」起点ではなく「顧客の課題」から考えること、そして多様な意見を束ねて、1つの明確な意思決定へと昇華させる力を養いました。
  • スタートアップ創業者として、 結果に対する責任・オーナーシップを持ち、限られたリソースの中で成果を出し、完全な情報が揃っていなくても決断を下す姿勢を身につけました。

Micoでは、この3つの経験を掛け合わせられることが大きな強みになります。私たちは最先端テクノロジーを駆使して、マーケティング領域におけるリアルな顧客課題を解決しています。早くからAIやAgentic CXに着目し、長年にわたりAIプロダクトの検証を重ねてきました。

そうした取り組みを推進するには、ビジネス、顧客、そしてテクノロジーの間を軽やかに行き来できる人材が欠かせません。私自身も、これまでの経験を組み合わせながら、その役割を担っています。

現在はどのような業務に取り組んでいますか?

日々ワクワクするようなプロジェクトに携わっています。現在は「Mico Engage AI」・「MicoAI」のプロダクトマネージャーを務めています。

Mico Engage AIは当社の主力マーケティングプラットフォームです。数億件規模のマーケティング配信を支え、マーケターが「適切なタイミングで、適切なメッセージを、適切な顧客に」届けられるよう支援しています。

MicoAIは、マーケターの日々の業務にAIエージェントを組み込むプロダクトです。キャンペーンの企画、制作、改善サイクルの高速化を支援します。マーケターが目的を設定すれば、AIエージェントがそれを具現化してくれる世界観です。

私の役割は、ビジネス戦略、顧客ニーズ、そして技術的な実行の間をつなぐ架け橋となることです。また、経営陣と開発チームをつなぐ役割も担っています。顧客担当のエグゼクティブや開発チームと密に連携しながら、リアルな顧客ニーズを明確なプロダクトの仕様・方針へと落とし込み、リリースした機能が顧客に確かな成果をもたらすよう徹底しています。

AIによって仕事の進め方はどう変わりましたか?

まさに劇的な変化がありました。PMの視点から見ると、「自社プロダクトにどうAIを組み込むか」と「自分たちの日常業務でどうAIを活用するか」という2つの側面があります。

プロダクトにおいては、もはや「AIを使うべきかどうか」が論点ではありません。「マーケターとそのエンドユーザーに対して、どこで真の価値を生み出せるか」が本質的な問いです。

自身の業務においても、AIはほぼすべての場面で欠かせない存在になっています。Claudeは私の主力ツールであり、リサーチ、仕様書の作成、チームが開発した成果物のレビュー、研修資料の準備などにフル活用しています。

さらに、AIエージェントが担当プロダクトの状況を常に最新に保つ独自のダッシュボード「PM OS」も構築しました。これにより、情報収集に費やす時間を大幅に削減し、思考や意思決定により多くの時間を使えるようになっています。

多国籍チームでのリモートワークはどのような環境ですか?

日本、インド、台湾のメンバーと一緒に働いていますが、想像以上にスムーズに機能しています。AIの進化によって、翻訳の壁はほぼ解消されました。私が英語で書き、日本の同僚が日本語で書いても、お互いに意図を正確に理解し合えています。

この働き方の真のメリットは、単に「近くに住んでいる人」ではなく、「その仕事に最も適した優秀な人材」を世界中から採用できる点にあります。私たちをつないでいるのは地理的な近さではなく、プロフェッショナルとしての高い基準と、共有された価値観です。

Micoに興味を持っている方へのメッセージ

高い専門性を持つプロフェッショナルな仲間とともに、社会に真のインパクトを与えるプロジェクトに携わりたい方にとって、Micoは魅力的な環境です。確かなオーナーシップを持ち、実際の顧客がお金を払って活用してくれる本物のAIプロダクトを作りたいなら、求めるものがここにあります。

完璧な日本語を話せる必要も、東京に住んでいる必要もありません。私自身、業務では英語をメインに使っていますし、フルリモートで働いています。必要なのは、知的好奇心、情熱、そして顧客を深く思いやる気持ちです。そして、これまでの経験をすべて持って飛び込んできてください。Micoなら、そのすべてを存分に発揮できるはずです。